高耐熱性樹脂の開発

整理番号
22
カテゴリー
金属・材料・繊維 / 電気・電子
概要

 現在、工業利用されているポリイミドなどの耐熱性樹脂の耐熱温度は300~400℃が限界であり、さらなる耐熱性の向上が望まれています。

 この研究室では、ケイ素を含有させることにより、熱変形温度が450℃以上となる新しい樹脂の開発に成功しました。この樹脂は、空気中で長期保存ができ、トルエンやTHFなどの低沸点溶媒に易溶で、かつ溶融成形(90~150℃)が可能です。また、耐放射線性、耐酸素プラズマ性にも優れ、1000℃以上で焼成することにより難鉛化性の強いガラス状炭素を94%の高収率で得ることができます。この樹脂を母材とする炭素繊維とのFRPは航空宇宙用に、ガラス状炭素は半導体製造関連分野への利用が可能です。

 この樹脂は、サンプル提供が可能であるので、この技術を活用したい企業はご相談ください。

研究者

国立福島工業高等専門学校 教授 伊藤正義

画像
  • 高耐熱性樹脂の開発

    粉末状態 溶液状態 Copyright reserved 伊藤正義

  • 高耐熱性樹脂の開発

    耐熱性試験(不燃・無煙) Copyright reserved 伊藤正義

連絡先

国立福島工業高等専門学校 教授 伊藤正義 電話 0246-46-0810
E-mail m-itoh@fukushima-nct.ac.jp

備考

サンプルおよび関連資料の提供が可能です。

※上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに福島県産学官連携推進会議事務局で骨子をまとめたものです。